思いついたら随時追加
黎明の世界樹エーオシャフト
エオクローナ
観測者
自然の国ネイトリエ
科学の国シエンティカ
黎明の果実グランフラージュ
黎明の世界樹エーオシャフト
世界樹エーオシャフトそれ自身と、その根元に広がる小さな世界を含め、黎明の世界樹エーオシャフトと呼ばれる。
エオクローナたちと、世界樹エーオシャフトの剪定を生業とする精霊がエーオシャフトの根元に住んでいる。人間やその他の種族もごく少数であるが存在する。
世界樹エーオシャフトはその枝に多数の世界を成らし、理論上エーオシャフトの枝の世界間の行き来はコツを掴んでしまえば凄まじく容易である。故にエーオシャフトの根元には様々な世界の技術や生き物やとにかくいろいろなものが集まってくるごた混ぜの世界である。
また、世界に成る前のエーオシャフトの若葉はあらゆる穢れを払う薬であったり、あらゆる願いを叶える力があるとされ、世界樹の根元の世界としてのエーオシャフトの特産品のひとつ。世界に成る直前のものほど効果が高いとされるが、出荷用のものはごく若い段階で剪定されたもののため、大した効果は持たない。そのためエーオシャフトに、効果の高い若葉を求めて旅をするものは少なくない。
エーオシャフトの地下には、根に守られる格好で洞窟が存在し、その洞窟には、エーオシャフトの枯葉を喰らうエオクローナがいる。枯葉とは即ち、滅んだ世界である。滅んだ世界を刈り取り、地下のトロイスクローナまで運ぶのも精霊の仕事である。
エオクローナ
エーオシャフトのあらゆる世界に散らばる、得体の知れない精霊に似たいきものの総称。個体によって本数や長さは千差万別だが、必ず触角を持つ。あらゆる生物の形を取る可能性があるが、最も多いのはラプトル型と呼ばれる、いわゆる二足歩行に近いドラゴンのような形。
エオクローナは不定形の力めいたものであればなんでも、エーオシャフトの外であっても、それを取り込み生存のためのエネルギーとして使用することができる。消化器官は存在するので、通常のいきもののように食べ物を食べることもある。また、取り込んだ力めいたものは自身の力として変換蓄積、使用することができる。
生殖サイクルが特殊であり、一般的に生き物が行う有性生殖の他、エーオシャフトの若葉を他の生物に植え付け、内部寄生することによっても発生する。寄生した生き物が身体的に/精神的に死亡した時、その生物の外見情報を元にしながらエオクローナとしての身体を構築する。また、記憶などからかつてその生き物が望んでいたような能力をエオクローナとして転生するときに会得したり、外見や性格に反映されることが非常に多い。寄生された生物についてのあらゆる関連記憶は、その生物が死亡した時点で観測者【名無し】により封をされ、管理下に置かれる。有性生殖で生まれたエオクローナはたいてい大柄で、内部寄生で生まれたエオクローナはたいてい小柄である。
エオクローナ化の進行スピードは個人差が大きく、死ぬまで全く予兆を見せない場合もあれば、じわじわと体組織が変性していく場合もある。後者はあらゆるエーオシャフトの葉で、エオクローナ病、もしくはエオクローナの呪いと呼ばれる。抗う方法は幾つか発見されているが、完治のためには効果の高いエーオシャフトの若葉が必要となる。
世界に散らばるエオクローナたちは通例として鉱物名などの何かの固有名詞を名乗ることが多い。
観測者
グランフラージュによって役割を与えられたエオクローナ。
普通のエオクローナより力的な面で優遇されるが、自由度は目に見えて下がるとはノカ・オートロイスの談。あらゆるエーオシャフトの葉を飛び回り、事象を【観測】し、それがエーオシャフトの根に災いを及ぼすと判断した場合は手を下す。
日記本編中に登場した観測者は、【名無し】(ノカ・オートロイス)、【氷長石アデュラリア】(レイトリーデ・レーヴァンクルス)、【瑠璃の墓場ラズライト】の3人。
自然の国ネイトリエ
自然豊かで生物多様性に富む国。【双世界バイポーリス】を構成するふたつの国のうちのひとつ。
自然に寄り添いながら非常にゆるやかに発展してきた国で、技術の発達は乏しいがそのぶん手産業の方面に長ける。大型モンスターが多く生息し、それを狩るハンターが一定の地位を得ている国でもある。交通手段が乏しい上に自然が豊かすぎて、地域間で大きな隔絶が起こっている場所もあり、独自文化を発達させた地域が多いのも特徴。
ヒト以外にも様々な種族が暮らしている。咲良乃スズヒコの出身国。
超早い話がモンスターハンターとかその辺のイメージ。
科学の国シエンティカ
科学技術が非常に発達した国。【双世界バイポーリス】を構成するふたつの国のうちのひとつ。
人口のほとんどを純粋なヒトが占めており、交通網や種々の技術がよく発達し、暮らすにはとても便利な世界である。しかし過去には発展のために環境を蔑ろにしてきたため、汚染問題が根深く残っている地域もある。
リラ・アスターの出身国。
超早い話がポケモンっぽいイメージ。
黎明の果実グランフラージュ
エオクローナたちの長であり、黎明の世界樹エーオシャフトの養分であり、エーオシャフトを傷つける権利を持つものであり、エーオシャフトの枯葉を喰らうもの。
要はエーオシャフトのカミサマ。
一言でエオクローナたちを動かし、一言で世界ごとぶち抜くような、非常に強い言の葉を行使するが、基本的に寝ている。夢として観測者たちの集めてきた事象を見、暇を潰しながら眠っている。