期待しているよ。
君の行く道に、幸多からんことを。
――そう餞別の言葉を投げた小さな勇者が、まさか自分の飼い主の子孫にあたるだとか、逆立ちしたって思いつくわけがない。
そもそもまず種族が違った。ああでも確か、ひととのハーフだと聞いた気はする。納得は……いく……いく?いくのか?ただあの時見てすぐに納得しろと言われたらできるわけがないし、あのときは知らなかった。
だからこそ、行かなければならないと思った。世界は広いようで狭いのか、それとも偶然にも収束していたのか、分からないけれど。飼い主の娘が紡いだ物語を、見たいと思ったから。
だからトリアルス村に行く。
Story No.92:
――とある勇者と不思議な生き物の話。
第58回更新
物ドール Lv.30/物シルフ Lv.25/物ケットシー Lv.25/物コルヌ Lv.76/物パロロコン Lv.20/物フラウ Lv.25/物ヘカトンケイルLv.25/物オロチLv.10/物フェンリルLv.25/物ライジュウLv.1
CLV 7083
MHP 21163/STR 1724/INT 263
MSP 1620 /VIT 605 /MND 363
PSP 152 /TEC 2007/AGI 1783