一揆参戦26日目

「説明しよう。中の人は明日卒研発表なんだが日記は書かれていませんという記載を嫌がった結果がこれで実はこの日記は先週分のボツ日記の使い回しで、ではなく、ここは、……イッキファンタジー?とかいうサイトのげふんごほん、えーとだから……舞台はメルンテーゼっていう元素の世界……そんで俺達はホントは別キャラで描き下ろしをしたかったけどそんな暇がなく闘技大会に?お呼ばれされました?というわけですよヨートさん」
「いえすオーケータカヒト。なんかよくわかんない単語があったからそれはスルーした」
「よろしい」

スマートフォンをいじる男の独り言は激しい。
否、見えていないだけなのだ。そこにもうひとり、確かにいる。

「ツイート拾ってどうこうしてんのにくらべたらだいぶなんか自由度が高そうな感じなんだけど、いかんせんベースが弱い、弱いったら弱い」
「だってド後発なんだろ?ここの30日ってタカヒトの感覚にしたら何日?何ヶ月?」
「……知らねえ。ただとにかくすごい不利な状況なことに変わりはねえよ」

不意に男の隣にもうひとりが現れて、スマートフォンの画面を覗きこんだ。
表示されているデータ。1058-1308-2273-3019..

「見ろこの番号のデカさ」
「ひゃあおっかねえ。俺たちあそこだと13だってのにな」
「ほんとだよ」

間違いなく狙われると死ぬから後ろに下がってもこの世界の俺達は死ぬだろう、そんなことを話しながら。

「なんか全然技がわかんねえ。ディバインウィンドって全体攻撃じゃないのか」
「それは本の中の話だ」
「これ鏡月?」
「どっちかっつーとフォースフィールドだ」

虚空に翳された男の手を、もう片方が軽くどついた。
深緑が揺れる。同じ色の瞳が合う。

「まあ、やれるだけ」
「おっけー。このヨート・セリージエにまっかせなさーい」
「知ってるかヨート。その言葉がフラグにならないレベルでお前は死ぬ。具体的に言うと相手の行動が始まる前に死ぬときも」
「おいやめろ」


第5回闘技大会の出場メンバー決定!
第57回更新
物ドール Lv.30/物シルフ Lv.25/物ケットシー Lv.25/物コルヌ Lv.72/物パロロコン Lv.20/物フラウ Lv.25/物ヘカトンケイルLv.25/物オロチLv.10/物フェンリルLv.20/物ライジュウLv.1
CLV 6360
MHP 19768/STR 1553/INT 256
MSP 1453 /VIT 557 /MND 352
PSP 141 /TEC 1850/AGI 1634