咲良乃スズヒコ/Suzuhiko Sakurano

「そう!どうもねー私が咲良乃スズヒコ、しがない生物学者だったよ」
「……俺は夢を見ていたのかもしれないね、鈴の音が響き続ける虚しい夢だ」

年齢:享年39
性別:♂
誕生日:(未設定)
身長:175
体重:60
髪:薄緑
瞳:くすんだ空色
性格:うっかりや/ものをよくちらかす
職業:生物学者
出身:双世界バイポーリス/自然の国ネイトリエ
関連:ユーエ(娘)、アルム(娘)、リラ(妻)、パライバ(飼ってた)、ヘリオドール(妻の元ペット)
参加:戯書3期(114)、戯書4期(9)、一揆(3019)3日目日記

生物学者の男。戯書世界に喚ばれた結果何故か肉体を持ってしまった、いわゆる広義のアンデッド。それが故か体温を持たないが、それ以外は他の人間とあまり違いはない。食べたり寝たりしなくてもあまり問題ないくらい。
くすんだ空色の双眸に光はないが、表情はだいたいいつも明るい。眼鏡は黒縁、なくてもなんとか生活はできる。肩ほどまで伸びた髪をひとつにまとめている。
典型的なインドアのもやし。ひょろいわ細いわそんな体力もないわでよく心配されていたとか。

いつもへらへらしていて不真面目な振る舞いこそするが、根は真面目で神経質、周りからの評価を気にしすぎるタイプ。
メンタル面も非常に弱くぺらっぺら。すぐしょげるわへこたれるわで支えがないとろくに立てないのは常。
精神的に弱いという自覚はあるため、それを避けるような立ち回りをすると非常に不自然なそれになりがち。
髪の色やその振る舞いのせいなどで周囲から浮きがちだったため友達は少ないが、その数少ない友達からはよく慕われていた様子。

ネイトリエの田舎のある集落の生まれ。スズヒコたちの髪の色はその集落に限定的な色で、血筋をたどっていくとどの人もそこにたどり着く不思議な色。
類稀な頭の良さを持って生まれる。閉鎖的な集落に嫌気が差して、隣国シエンティカに単身留学、そこでリラと出会う。
その後彼女と結婚してネイトリエに戻り、娘二人(アルムとユーエ)を授かる。再び仕事の関係でシエンティカに行くことになったものの、そこで精神を病み、一緒に連れて行ったアルムを残して自殺した。

学者らしく(?)本を読むのが好き。それなりに絵も描けるので、よくメモ帳の隙間に落書きをしている。
歳に似合わず甘党であるが、それなりに自制はしている。曰く「糖分は脳の燃料だから頭脳労働者にはしかたのないこと」
よく話すがあまり話すのは得意ではないらしく、気づくと話が長くなりがち。要点をまとめて話すのが苦手。